戦国時代論

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著者 : 勝俣鎮夫
  • 岩波書店 (1996年11月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000029971

戦国時代論の感想・レビュー・書評

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  • 分かりやすい!そして面白い!
    きちんとした論文なのだが、まるでエッセイを読んでいるようだった。
    内容は、戦国時代の権力構造や、身分制度、経済機構など多面的に時代を捉えることに挑戦した本。

    特に目を見張ったのが、北条早雲についての話。
    戦国時代の幕開けは、早雲が足利茶々丸を襲ったのを契機として始まったという。
    徒手空拳で天下にその名を轟かせたというこの事件、実は室町幕府の権力争いの中のひとつの事象でしかないという話。
    現在でも、小さな国で起こるクーデターなど政変は、大国同士のパワーバランスによって引き起こされることがある。
    早雲も上のレイヤーで起こる政治的パワーゲームに利用されつつ、絶え間ないパワーゲームの中をすり抜けて関東に確固たる地位を気づいたのだと、改めて認識しました。

    戦国時代に興味のある方には、かなりオススメです。

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