ユーゴスラヴィアの実験―自主管理と民族問題と (岩波ブックレット―シリーズ東欧現代史 4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000031455

作品紹介・あらすじ

「四つの言語、五つの民族、六つの共和国」をもつユーゴ。パルチザン戦争の中から生まれ、ソ連に対抗すべく選ばれた「自主管理」の理想は、いまや民族対立のはざまに消え去ろうとしている。独自の社会主義をめざした壮大な実験を描き、現在の危機の源流を探る。

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  • (1992.02.18読了)(1992.01.13購入)
    自主管理と民族問題と
    (「BOOK」データベースより)amazon
    「四つの言語、五つの民族、六つの共和国」をもつユーゴ。パルチザン戦争の中から生まれ、ソ連に対抗すべく選ばれた「自主管理」の理想は、いまや民族対立のはざまに消え去ろうとしている。独自の社会主義をめざした壮大な実験を描き、現在の危機の源流を探る。

    ☆関連図書(既読)
    「’89東欧改革」南塚信吾著、講談社現代新書、1990.04.20
    「激動の東欧史」木戸蓊著、中公新書、1990.12.20
    「ルーマニアの小さな村から」みやこうせい著、NHKブックス、1990.04.20
    「チャウシェスク銃殺その後」鈴木四郎著、中公文庫、1991.04.10
    「ベルリンの壁崩れる」笹本駿二著、岩波新書、1990.05.21
    「ハンガリー狂騒曲」家田裕子著、講談社現代新書、1991.10.20
    「ヤルタ会談と鉄のカーテン」小沢弘明著、岩波ブックレット、1991.06.13
    「粛清の嵐とプラハの春」林忠行著、岩波ブックレット、1991.06.13

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著者プロフィール

早稲田大学大学院文学研究科西洋史学博士課程修了。1975~77年、ベオグラード大学哲学部歴史学科留学。敬愛大学経済学部、東京大学教養学部・大学院総合文化研究科教授を経て、現在、城西国際大学特任教授、東京大学名誉教授。
専攻は東欧地域研究、バルカン近現代史
主な著作:The 20th Century through Historiographies and Textbooks: Chapters from Japan, East Asia, Slovenia and Southeast Europe (coeditor, Ljubljana, 2018)、『スロヴェニアを知るための60章』(編著、明石書店、2017年)、『バルカンを知るための66章【第2版】』(編著、明石書店、2016年)、『図説 バルカンの歴史』(新装版、河出書房新社、2015年)、『セルビアを知るための60章』(編著、明石書店、2015年)、School History and Textbooks: A Comparative Analysis of History Textbooks in Japan and Slovenia (coeditor, Ljubljana, 2013)、『クロアチアを知るための60章』(編著、明石書店、2013年)、CDRSEE企画『バルカンの歴史――バルカン近現代史の共通教材』(監訳、明石書店、2013年)、『東欧地域研究の現在』(編著、山川出版社、2012年)、『新版世界各国史18 バルカン史』(編著、山川出版社、1998年)、『ユーゴスラヴィア現代史』(岩波書店、1996年)。

「2019年 『ボスニア・ヘルツェゴヴィナを知るための60章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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