"誤読"のフロンティアコードの改訳。言葉と物、自己と他者、彼岸と此岸を架橋する翻訳のダイナミズム。
1947年、東京都生まれ。大妻女子大学名誉教授。 著書に 『生成の詩学 かたちと動くもの』 (新曜社、1987)、 『立原道造と伝統詩 叢刊・日本の文学 18』 (新典社、1991)、 『絵画の思考』(吉田秀和賞受賞、岩波書店、1992)、 『芸術と宗教 叢書 現代の宗教 5』(岩波書店、1997)、 『希望の倫理学 日本文化と暴力をめぐって』 (平凡社、1998)、 『十七世紀の光 オランダ建築画の巨匠サーンレダム』 (岩波書店、2009)、 『セザンヌの地質学 サント・ヴィクトワール山への道』 (青土社、2017)、 『美的判断力考』(未知谷、2019)、 訳書に 『道教の養性術』 (アンリ・マスペロ著、せりか書房、1983)、 『1930年代の美術 不安の時代』 (E.ルーシー=スミス著、多木浩二と共訳、 岩波書店、1987)、 『ベルリン 芸術と社会』 (エーバーハルト・ロータース編、多木浩二・梅本洋一 と共訳、岩波書店、1995)ほか。 「2012年 『明治の精神 持田巽の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」