ソフトウェア社会のゆくえ

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 38
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000056199

作品紹介・あらすじ

いまや社会の隅々まで行き渡り、われわれの生活や思考スタイルまでも改造しつつあるコンピュータ・ソフトウェア。その実像をどこまでわたしたちは知っているだろうか。巨額な損失をもたらすシステム・エラーやハッカーの知られざる姿、日本のソフトウェアビジネスの虚実などを例に、ソフトウェアと現代社会との関わりをソフトウェア工学の専門家が描く。

感想・レビュー・書評

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  • ソフトウェア社会を専門としない人向けに書いたとのこと。
    タイトルは「ゆくえ」だが、内容の大半はソフトウェア社会の歴史について。最後に今後のことについて書いてある。
    著者が大学教授のため、内容は研究者寄りだが、文章は読みやすい。

  • 「ソフトウェア」とはどういうものかを理解している人は、その重要性にもかかわらず確かに世の中には少ない、と感じる。そういった人に、そういった人が実感を持てるところの「社会」との関わりを中心に、ソフトウェアとはどういうものかを解説した本である。IT業界にいる人にとってはそれほど目新しいことはない(はずである)と思うが、新卒で入ってくる人がとりあえず読んでみるのにもいいのではないか。

  • 誰でも理解可能なレベルで書かれたソフトウェアに関するエッセイ集

    2012/05/19図書館から借用; 6/3に読了

  • ソフトウェアに関する一連のことが記述されていて、わかりやすい。
    ほぼすべてが網羅されている。

  • ソフトウェアを取り巻く産業や開発手法や法律、権利などをざっくりとかかれた本。IT産業にこれから関わる人には良いかも。IT で稼いでいる人には学びは少ないかも。

  • 結構おもしろい

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。1970年、東京大学工学部建築学科卒業。千葉大学名誉教授、国立歴史民俗博物館名誉教授。著書に『建築の歴史』(共著 中公文庫)など多数。

「2020年 『図説 日本建築の歴史 寺院・神社と住宅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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