微分、積分、いい気分。

  • 岩波書店
3.19
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本棚登録 : 92
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000058865

作品紹介・あらすじ

やな気分?とんでもない!数学者フェルナンデスにしてみれば、高校レベルの微分・積分はゴキゲンな日常にいくらでも潜んでいる。コーヒーを淹れたとき、映画館でいい席を探すとき…。朝目覚める5分前から寝床につくまで、何かにつけては微積分を適用。宇宙の年齢まで計算して、変化にあふれるこの世界を「微積分」で軽やかに満喫する。

感想・レビュー・書評

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  • 小樽商科大学附属図書館蔵書検索OPAC
    https://webopac.ih.otaru-uc.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB10297563

    どこかで聞いたフレーズのタイトルに魅かれて、手にとった本。著者の「典型的な一日」に潜む数学のDNAがむき出しに。特に数式に注目せずとも読み進められるところがおすすめです。

  • ふむ

  • 日常生活は数学にあふれてる!数学嫌いの人にとってはトリハダが立つくらい嫌な言葉だけど,仕方ないよね。この本でなら嫌な気持ちも少しは薄まるかも。

  • 数学好きな人には楽しく読める本だと思う。”人は空を見上げる時、過去を見ている。” なんでも、恒星は何光年も離れたところにあり、今見ているその光は遠い過去に放たれたものだったりするらしい。

  • 将来、数学者になるような根っから好きな人がいれば小学生でも見せてやってください。
    でも、好きじゃない人には大人でも難しいでしょう。
    基本的には中学・高校図書館は買い!
    です。
    うちはお客さんがいないわ、というところは除いて。

    2016/10/21 更新

  • 学生たちに向かって時々使うスペイン語でいえば「ポル・スプエスト!」

  • 多くの日常の現象は微積分の計算式で表すことが出来るということを説明した本。取り上げられている現象は、たとえばシャワーの水滴の落ち方だったり、事故が起きた際に電車の中でどれくらい閉じ込められているかの予測だったり、映画館で最も良い席はどこかを計算することだったり等々、非常に多岐にわたっている。
    語り口が口語体なので、読みやすいが、いかんせん数式が多く、完全文系の私には理解がかなり難しかった。
    とはいっても、日常の様々な現象が微積分の式で表せることがわかっただけでもまあ、良かったかなと。
    あと、ちょっぴり微積分の初心者向け解説書のようなものが読みたくなった。

  • 請求記号 413.3/F 21

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