- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000062459
感想・レビュー・書評
-
分かりやすくて面白い。特に筆者の経験に基づいた躓き箇所と持論展開(暴走?)が「そうそう」と共感でき、すんなり腑に落ちる。
さっと目を通すと数式と関数グラフが盛り沢山に見えるが、順を追っていけば難なく理解できる。付録の「経済変動」や「人の一生」はなかなか。
王道の説明方法なので、他の初心者向け微分積分解説本と比べると多少ひねりには欠けるが、良い本だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
微分積分の概念をすっかり忘れていたので読み始めたら、むしろ、なぜ高校時代につまづいたか、理由がわかりました。
-
微分積分を復習するのにちょうど良い。微分積分のそもそもの部分を理解しないままに、常微分方程式や偏微分方程式を勉強するのは危険だと思ったので、3時間ほどでサラッと読んだ。
-
購入日:20110318
-
本学非常勤特任教授畑村先生著書です。
-
失敗学の畑村先生がこのような著書を書いていることを最近知ったので図書館で借りてみました。
すっかり微分も積分を忘れた人には直感で理解するのは難しいかと。
けれども学校で習った時よりかは説明が(著者独自の解釈もあるが)わかりやすくなっている。
サイモン・シンに同じテーマで書いてほしいかなぁ。 -
前作、「直観でわかる数学」を読んだ上で購入した。
依然、「数学なんてキライだし、わからない」と思っている人に向いているかどうかはわからない。
しかしながら、数学が好きで、微分積分についてある程度(高校レベルで十分)やった人が、「微分積分とは結局どういうものだったんだろう」と少しでも思ったことがあるならば、是非とも本書をオススメする。
本書では微分積分について教科書や参考書では考えもしなかったさまざまな視点を提供してくれる。
特に歴史的な観点は興味深く、やはり当時微分積分法を発明した偉大な人物たちの視点にたって考えてみることは、曖昧だった理解をすっきり明快にしてくれるのである。
また今回は付録が非常に面白く、ここだけでも一読の価値がある。 -
付録-3と-4は、面白かったが、他は、ちょっと・・・
-
畑村洋太郎先生の『直観でわかる数学』シリーズ最新刊。