小平邦彦が拓いた数学

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000063166

作品紹介・あらすじ

日本人初のフィールズ賞受賞者、小平邦彦。複素多様体論で世界をリードするに至った過程は、独自の数学世界を切り拓くヒントと根源的な問いに満ちている。現代数学の古典となっている論文集のみならず、自伝やエッセイ、同時代に活躍した数学者たちの著作や講演の記録をひもといて、小平の壮大な思考の軌跡を再現する。

感想・レビュー・書評

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  • 小平邦彦さんの業績を知ることができるのはもちろんだが、複素多様体論の概要を知る入門としてもとても良い本だと思う。いきなり専門書を読むよりこうした本で概要を掴んでから専門書に入るのがよいと思う。

  • 請求記号 414.7/U 45

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著者プロフィール

上野 健爾(うえの・けんじ):1945年熊本県生まれ。東京大学理学部数学科卒業。専門は複素多様体論。京都大学名誉教授。法政大学大学院工学研究科教授。日本数学協会会長。著書:『代数幾何入門』、『代数入門』、『円周率が歩んだ道』(以上岩波書店)、『円周率πをめぐって』、『複素数の世界』(以上日本評論社)ほか多数。

「2023年 『数学フィールドワーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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