- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000063234
作品紹介・あらすじ
既成概念にとらわれず、オリジナリティあふれるアイデアで物理学を変革したリチャード・ファインマン。その型破りな行動とユーモアたっぷりの発言で、専門家だけでなく、世界中の多くの人びとから愛された。彼がのこした1000ちかくの言葉を27のテーマ別に収録。ときにはシニカルなフレーズも実は人間味あふれて温かい。読めば読むほどますますファインマンのことが好きになる。
感想・レビュー・書評
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この本を選んだ目的
ファイマンの本が読んでみたくて
この本から新しく学んだ知識感想
―あまり重要ではない細部や無意識なものを、ついつい受け入れてしまわないよう努力するのは非常に大切なこと。
細部にこだわって大事を逸する間違いを避けるため、知恵と技というものがなくてはなりません。
でなければ考えなくてはならないことが多すぎて、人間の小さな頭では集中できなくなるから。
―「僕の好きなのはこれで、こっちが嫌いだ」というふうに僕は決して考えません。むしろ、「これはこういうものだ。こっちはそうではない」をどう考えですから
僕が好きであろうが嫌いであろうが、それが僕の考えだしたことでそんなことは実際にはどうでもいいわけです。
―みんなと同じ方向に進むものならすごく大勢の人を抜かなくちゃ先に出られませんからね。
―そのように深く自然に興味を持っている君は、全く運が良い。自然が君の思ったよりずっと、複雑で難解に感じられたとしても、自然はそれについて学べば学ぶほど、ある意味で君の想像よりもっと単純で美しいのだ。
ー何かを学ぼうという時、自分自身で興味を持てることを選ぶ方が簡単だし、はるかにいい勉強になる。
あれこれ自分で作ってみたくなるような問題や、話には聞いたがよくわからないこととか、あるいはもっとよく調べてみたい何かそれについて行ってみたいと思うようなことなど、自分で興味を持つ問題を見つけ出す。
これこそが何かを学ぶ時の最良の方法。
―ただ書き写してはだめだ。何を言っているのかによく耳を済ましたまえ。でなければそれが終わった後、何も理解していないことになる。
―何も理解しないまま、ただたくさんの本を読んだり暗記したりするのはあまりにも安易すぎる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファインマン先生の話はとても面白いのに、語録の形にしてしまうと途端に輝きがなくなるのはなぜだろう。
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請求記号 289/F 23