物質を設計する (高校からの化学入門 4)

著者 :
  • 岩波書店
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000066846

作品紹介・あらすじ

化学の大きな目的の一つは、望んでいるはたらきをもった物質を合成することです。反応の過程でいらない物質ができてしまったり、思わぬところからすばらしい物質ができたりと、なかなか思いどおりにならないのが合成です。戦略を立て、さまざまな反応を駆使して、簡単な物質から、薬や天然物などの複雑な化合物を合成するプロセスを紹介します。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00250195

  • 150221中央図書館
    有機合成化学は、ターゲットを高収率かつローコストで、なおかつ有害な副生物をなるべく出さず、可能であれば少ないステップで、さらに言えば、実プラントへの構成に際しても、うまくフローが流れるかなど、複雑な要素がからみあう、総合エンジニアリングの世界である、らしい。
    キニーネですら、十分複雑な物質であり、これを、たとえばベンゼンからどうやって持っていくのか、こういうことがスムーズに詰将棋のように見えるようになれれば・・・いや、そのために勉強する・・ということを、子供に教えたいために手に取った。

  • [ 内容 ]
    化学の大きな目的の一つは、望んでいるはたらきをもった物質を合成することです。
    反応の過程でいらない物質ができてしまったり、思わぬところからすばらしい物質ができたりと、なかなか思いどおりにならないのが合成です。
    戦略を立て、さまざまな反応を駆使して、簡単な物質から、薬や天然物などの複雑な化合物を合成するプロセスを紹介します。

    [ 目次 ]
    1 ものつくりの始まり(ものつくりは魔女や錬金術師から始まった;ソーダとカリ ほか)
    2 薬をつくる(何が薬になるだろうか;「腎臓の助けを借りずに…」 ほか)
    3 簡単な原料から始めよう(反応を逆にたどる;反応を合成の立場から分類する ほか)
    4 炭素と炭素をつなげる(反応しやすい炭素原子;電荷を持つ炭素原子の反応 ほか)
    5 むずかしい目標にいどむ(まず腕試し;手頃なトレーニング ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

全3件中 1 - 3件を表示

竹内敬人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×