多変量解析の展開―隠れた構造と因果を推理する (統計科学のフロンティア 5)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000068451

作品紹介・あらすじ

複雑に絡み合ったデータから、いかにその意味を抽出するか。多変量解析の新しい姿を提示する。脳科学や通信解析で注目される「独立成分分析」の手法を開発者自らが解説し、さらには薬効評価を始めとして医療分野で必須の「因果推論」の話題を気鋭の著者らが論じる。

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  • 3780円購入2011-03-31

  • 130623 中央図書館

    <span style='color:#ff0000;'>因果関係の把握、抽出、分析において、多変量解析を用いる際の考え方、注意点</span>などについて、統計、医療統計、システム工学の専門家が解説する、オムニバス形式。

    第?部 独立成分分析とその周辺 甘利俊一
    第?部 構造方程式モデリング、因果推論、そして非正規性 狩野裕
    第?部 疫学・臨床研究における因果推論 佐藤俊哉・松山裕

    構造のモデリング、という概念が、今はやりの「統計学という学問ってスゴイ」ということを思い出させる。

  • 普通の多変量解析の本ではない。
    発展的な内容。

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著者プロフィール

甘利 俊一(あまり・しゅんいち):1936年、東京生まれ。1963年東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。工学博士。九州大学助教授、東京大学教授、パリ大学客員教授、ルーバン大学特任教授、理化学研究所脳科学センター長などを経て、現在は同センター特別顧問。東京大学名誉教授。専攻は数理工学(神経回路網理論・情報幾何学)。「神経情報処理の基礎理論の研究」により、1995年日本学士院賞受賞。文化功労者、文化勲章受章。著書に『情報理論』(学芸文庫M&S)、『脳・心・人工知能』(ブルーバックス)、『情報幾何学の新展開』(サイエンス社)ほか多数。

「2024年 『神経回路網の数理 脳の情報処理様式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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