熱・波動と微分方程式 (現代数学への入門)

著者 : 俣野博 神保道夫

• 岩波書店 (2004年3月5日発売)

作品紹介・あらすじ

偏微分方程式を学ぶには、それぞれの方程式の由来や分類学上の位置づけを知り、個々の方程式に対する適切な「感覚」を磨くことが大切である。そこでまず、様々な現象の数理モデルとして偏微分方程式がどのように導出されるのかを示してから、熱伝導方程式、ラプラスの方程式、波動方程式の三つの方程式について詳しく論じる。

感想・レビュー・書評

[nyankoteacherさんの感想 · 2016年2月20日]

160220 中央図書館
読者に伝える、ということが、しっかりと意識された易しい偏微分方程式の教科書だと思う。数学の専門でないが日常的にこれらの応用分野に触れる機会が多い、工学系や物理化学系の人にとっては、ありがたい本ではなかろうか。

[ぽちさんの感想 · 2010年6月30日]

４年ゼミのテキスト。いい本かもしれないけど、私には理解不能…。
先日、ゼミで誤植発見！