増補 幕末百話 (ワイド版岩波文庫 181)

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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000071819

感想・レビュー・書評

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  • 幕末の、主に市井の話を集めた物。
    それこそ、お姫さまの腰元から脱走兵から様々。
    ただ、読みづらかった。

  • 明治30年ごろに、作者が「江戸時代を生きた人たちが年老いて今を逃しては生の声が聞けなくなる」と、老人を訪ね歩いて新聞掲載したらしい。

    それを昭和に入って再販したらしい。つまり幕末を体験した生の声の集まりで、彰義隊に属した人の逃げっぷりや、お茶壷道中にかかわった人の話など、本当に面白かった。買って何度でも読み返したい本である。

  • 杉浦日向子『大江戸観光』(ちくま文庫)p224、「私が最も好きな、篠田鉱造編著の『幕末百話』(角川選書)。幕末の江戸に生きた人々の昔語りが、こんなにも、耳もと近く、鮮やかに再現される本を知りません。

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著者プロフィール

ジャーナリスト。新聞記者。取材能力を駆使して、故老から貴重な話を聞き出し、『幕末百話』『明治百話』『幕末明治女百話』などにまとめた。

「2016年 『銀座百話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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