電磁気学 I 電場と磁場 (物理入門コース 3)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000076432

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    分かりやすいと評判の電磁気学教科書だ。確かに読みやすく、大学1年の時に本書と出会いたかったと思う。
    シンプルな大学レベルのザ・教科書という感じ。演習問題は付いてはいるものの、それほど多くはないので、専門的に訓練を積みたいならば、他の演習本を持ってもいいかもしれない。

    Ⅰは電場と磁場で、アンペールの法則は出てきても、マクスウェル方程式は登場しない。Ⅱまでしっかり学びたいところだ。

  • わかりやすい。

  • 岩波の物理シリーズは言わずと知れた王道シリーズですね。
    中でも実際特に役に立ったものの一つがこちら。
    丁寧な書き方は物理学生にとっては当たり前ですね。

    2015年度 理学図書室 貸出第12位
    2017年度 理学図書室 貸出第8位

    理図書 420.8||B97||3 10934087

  • 大学一年終了時に数学科の友人N君から1000円で買う。
    途中の三章くらいまで読んだが、非常に分かりやすくてよかった。
    根性がないのでそこでストップしているが、電磁気学がちゃんと理解できていれば、さまざまな装置、測定のときに深い理解ができて役に立つのだろう。

    やる気があればもう一度チャレンジしたい。

  • 素粒子のM2の先輩(わかりやすく書くならば、素粒子論を専攻する、修士課程2年の学生で、素粒子論とはつまりは物理学の中でも、もっとも窮極的なものを探求する学問で、もはや将来物理で食べていくことを決めているわけで、しかも、実験分野ではなくその理論をやろうとする、とっても優秀な先輩)が言うには、「長岡さんのこの本の分かりやすさはハンパないと思う。」いやいや、自分の感想も述べなくては。そうだなあ、僕はそんなに気に入ったってことはなかったかな。第2巻も読もうという気にはならなかったし。ちなみに電磁気学っていうのは面白くて、たいがいの課程では、まず帰納的に歴史を辿る。そして、諸現象が4つの方程式にまとまるということがわかって第一部終了。第2部はそれらの方程式(マクスウェル方程式)から、何を説明出来るか、何が分かるか、予言出来るか、っていう演繹的な議論。そういう物理の2つの方法を教えてくれる電磁気学でして、この本の第1巻もまさに帰納的な部分に相当してる。この部分は面白いんだけど、マクスウェル方程式に集約されてしまうので、正直に言えばのちのち使うことはないのだろう。電磁気でむずかしくって、大事なのは後半の方で、前半はベクトル解析をちゃんと教えてくれれば、あとは書き方が面白いかどうかだと思うなあ。そういうことになると、僕はファインマンのものが好き(訳には目をつぶりつつ)。この本は1年生のときに、BOOKOFFで100円で発見、びっくり、即購入。実は一時期Amazonでも1円で売ってたりしたけど、また上がってます。

  • これは結構読んだが、
    いまは放置中。

    そのうち読むぞ。
    姉妹書の演習書にも手を出すつもり。

    いま授業で電磁波をやっているが、
    電磁波になるとより数学的になって
    面白い。
    でも大して知識がないから、自習用として
    この教科書を選んだ。

    岩波書店さんははずれがないような気がする。
    もちろん駄目なのもあるだろうが。

  • 岩波の入門コースシリーズ。
    ごくごく基本的。
    ちなみに上下巻なので、これを買うと下巻も買う必要があるだろう。

  • 電磁気学をある程度学習した人用。私には全然理解できない(>u<)o 勉強不足?

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著者プロフィール

京都大学名誉教授、名古屋大学名誉教授、理学博士。1933年 岩手県に生まれる。東京大学理学部卒業、東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。京都大学助手、名古屋大学助教授・教授、京都大学基礎物理学研究所教授・所長、関西大学教授などを歴任。

「1992年 『振動と波』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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