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- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000078160
感想・レビュー・書評
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ファイナンスのための確率II
つまみ食いできない。一から真剣に読むしかない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
確率論の本は3冊目だが、本格的な教科書は初めて。
第1章 有限試行。確率独特の言い方に慣れることができるかどうか。
第2章 確立測度。ルベーグ積分などで学んだ測度論や関数解析が基礎。
第3章 確率論の基礎概念。第1章の確率論におけるnotation をしっかり理解しておくことが大事。
第4章 独立確率変数の和。大数の強法則、中心極限定理、誤差などが厳密に理論化される。
第5章 確率過程。マルチンゲールの概念は理解しにくい。ガウス系は興味深い。
何度も定義やノーテーションを確認しながら、最後まで学び切った。
微笑ましい誤植が時々ある。岩波は正誤表をきちんと出さないから、理工書にはあまりいい印象を持っていない。索引が貧弱なのも困りものだった。
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