子どもの共感力を育む――動物との絆をめぐる実践教育 (岩波ブックレット) (岩波ブックレット NO. 777)
- 岩波書店 (2010年2月10日発売)
本棚登録 : 24人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000094771
作品紹介・あらすじ
人への接し方がわからない子どもが増えているいま、犬が学校を訪問する「ふれあい授業」や動物への読み聞かせが注目を集めている。日本の小学校での授業の実践方法、その後の子どもの変化を、米国での最新状況を交えて活写する。
感想・レビュー・書評
-
ヒューマン・アニマル・ボンドのお話です。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分より小さき弱き者の世話をすることにより,小さき者と弱き者の気持ちに気づき,慈しむことが可能になる。
動物の世話を通して,小さき弱き者の命を預かる責任を果たし,その過程は自らの自尊感情を高める。
子供のために犬を飼ってもいいかとも思ってしまう。
一方で,うまくいった事例しか書いていないので信憑度が低い。うまくいかなかった事例からこそ,教育方法としての理論が導かれる気がする。
全2件中 1 - 2件を表示