子どもの共感力を育む――動物との絆をめぐる実践教育 (岩波ブックレット) (岩波ブックレット NO. 777)

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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000094771

作品紹介・あらすじ

人への接し方がわからない子どもが増えているいま、犬が学校を訪問する「ふれあい授業」や動物への読み聞かせが注目を集めている。日本の小学校での授業の実践方法、その後の子どもの変化を、米国での最新状況を交えて活写する。

感想・レビュー・書評

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  • ヒューマン・アニマル・ボンドのお話です。

  • 自分より小さき弱き者の世話をすることにより,小さき者と弱き者の気持ちに気づき,慈しむことが可能になる。
    動物の世話を通して,小さき弱き者の命を預かる責任を果たし,その過程は自らの自尊感情を高める。

    子供のために犬を飼ってもいいかとも思ってしまう。

    一方で,うまくいった事例しか書いていないので信憑度が低い。うまくいかなかった事例からこそ,教育方法としての理論が導かれる気がする。

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著者プロフィール

大塚敦子
1960年和歌山市生まれ。上智大学文学部英文学学科卒業。パレスチナ民衆蜂起、湾岸戦争などの国際紛争を取材を経て、死と向きあう人々の生き方、自然や動物との絆を活かして、罪を犯した人や紛争後の社会を再生する試みなどについて執筆。
『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で、2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。『〈刑務所〉で盲導犬を育てる』(岩波ジュニア新書)、『はたらく地雷探知犬』(講談社青い鳥文庫)、『ギヴ・ミー・ア・チャンス 犬と少年の再出発』(講談社)、『いつか帰りたい ぼくのふるさと 福島第一原発20キロ圏内から来たねこ』(小学館)など著書多数。
ホームページ:www.atsukophoto.com


「2020年 『シリアで猫を救う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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