異文化理解の落とし穴――中国・日本・アメリカ

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著者 : 張競
  • 岩波書店 (2011年11月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000221894

異文化理解の落とし穴――中国・日本・アメリカの感想・レビュー・書評

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  • 日本の山形にも住んだ中国人学者の中国と日本の比較は非常に深いのですがタイトルにあるようにそれを類型的に日中の文化の違いとして論じることは間違っているのでしょう。しかし、喪を表す色が白(中国)と黒の違いということなど、基本を理解しておくことは非常に重要だと痛感します。著者が語りたい本質ではないでしょうが、同じ漢字を使いながら日中の言葉の違いは「落とし穴」(著者はこれとは別義で使っていますが)です。「陰、局部有毛毛雨」が中国語では「曇り、局地的には霧雨が降るでしょう」という紹介は実に笑えます。日本から中国に輸入された言葉、「人気」「融資」「低迷」などを中国人がそれとは知らず使うようになっているとは、やはりグローバル化で当然とはいえ、嬉しいことです。「美の魅惑と異文化交差」「米国という測量点」の最後の2つの章は、欧・日・中の美人観の違い、また米国社会の日本で考える常識との違いなど、別本と言ってもよい興味深いものでした。

  • 2011年12月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号:361.5//C52 

    【選書理由・お勧めコメント】
    日本っていいなと思うのは海外出てから気付くことが多い。そうなる前にこれを見ると少しは偏見がなくなるかも?ブランド好きな日本人から見た外人と外人から見た外人は違うってことも知ってほしい。(マネジメント総合学科/3年)

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張競の作品

異文化理解の落とし穴――中国・日本・アメリカの作品紹介

文化の境界を越えて異質な世界に入り込むとき、人はしばしば意外なことに出会い、新しい発見をする。日常の暮らしぶり、その流儀や方法、常識あるいは良識はどう違うのか。違いは異文化間にいかなる齟齬を生みだすのか。本書は、異文化の海で生きてきた著者自身の航海日誌であり、「異文化を知る」実践。日本と中国、アメリカとのあいだに横たわる相違を拾い上げながら、さまざまな問いかけに対して応答する。違いを認識することで誤解が克服され、相互理解が深まることを、たくさんの面白い事例を紹介しつつ、平易かつ巧みに語った比較文化論の好著。

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