学力の社会学―調査が示す学力の変化と学習の課題

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制作 : 苅谷 剛彦  志水 宏吉 
  • 岩波書店 (2004年12月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000224437

学力の社会学―調査が示す学力の変化と学習の課題の感想・レビュー・書評

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  • 苅谷剛彦,志水宏吉[編]
    ■体裁=A5判・並製・カバー・308頁
    ■品切
    ■2004年12月22日
    ■ISBN4-00-022443-3 C0037

    誰の何の学力の低下なのか.学習の仕方や意欲はどう反映するのか.カリキュラムのどこでつまづきが生じるのか.子どもの学力の実態と階層の関係を明らかにした画期的大規模調査(2001-2002年)を総括し,処方箋としての「効果のある学校」像を模索する.イメージや理念ではない「学力」に迫る先駆的研究.
    https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/3/0224430.html

  • シンプルな議論だが、話自体は具体的に話されている印象。目新しいものというよりは、ひとつの論を実証的に説明している感じ。

  • 解析を飛ばしてそれ以外をザクつと読んだ。

    ★内容
    社会学の観点で、学力と家庭要因の関係性や、教育政策変更前後での変化を非常に丁寧に分析してある。既存のデータを用いてます。

    統計と客観的な分析に基づく、現在の教育の問題点の指摘はなかなか説得力あり。

    印象に残っている知見としては、
    ・学年が進んでからの挽回は難しくなる
    ・父が大卒かどうかが教育格差に影響
    ・塾に通っている生徒とそうでない生徒で格差が広がる
    など。うるおぼえだ…

    ★参考になった点
    社会学の考え方。問いの設定の仕方とその制約の考え方についてはきちっと述べられていて参考になる。

  • 東京と関西の大規模経時調査を通して、学力の2極分化と、その背景を俯瞰することができます。

  • 序章「学力調査の時代」-なぜいま学力調査なのか
    第Ⅱ部 学力と社会
    以上を読了。

    7.学力の規定要因-家庭背景と個人の努力は、どう影響するか
    …金子真理子

    9.誰が落ちこぼされるのか-学力格差がもたらす排除と差別
    …鍋島祥郎

    10.低学力克服への戦略-「効果のある学校」論の視点から
    …志水宏吉

    以上の論文が、とりわけ内容がよかった。

    印象に残ったフレーズ

    「さらなる階層分化が進行しつつある日本社会において、
    社会的に不利な立場に置かれやすい階層・集団の基礎学力を保障することこそが、
    公立の義務教育機関に求められる最重要課題であることを、
    『効果のある学校』論は教えてくれているのである。」

    以上、文責:志水宏吉

  • 勉強本

  • 「学力」は、コミュニケーション能力ともある程度相関している、らしい。「勉強だけできるひと」は案外少ないのかもしれない。

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学力の社会学―調査が示す学力の変化と学習の課題の作品紹介

誰の、何についての学力が低下したのか。児童・生徒の家庭的背景や教師による指導のあり方はそれにどう反映するのか。学力における二極分化が進むなか、社会政策の一部として教育政策をとらえ直す場合に重要なのは、平均としての学力の変化に注目することではなく、どのような背景をもった子どもたちの学力に変化が生じているのかをみることである。学力の実態と階層の関係を明らかにした画期的大規模調査(2001〜2002年)を満を持して総括し、今後の展望としての「効果のある学校像」を模索する分析・論考を集めた。

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