主権のかなたで

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000234481

作品紹介・あらすじ

国民国家や市民社会の「よそ者」として排除され、不安定な生を強いられる人々。排除の根源にある「主権」の論理に対置すべき「歓待」の原理とは何か。排除に抵抗する実践の理路はどのようなものでありうるか。デリダ、サイード、シュミットらのテクストと向き合い、世紀転換期の激動を凝視しつつ、来るべき世界の予兆を探る繊細な思索の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 「ある情動の未来‐〈恥〉の歴史性をめぐって」が収録されている一冊。

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著者プロフィール

鵜飼 哲(うかい・さとし):1955年、東京都生まれ。京都大学大学院文学研究科修了後、パリ第8大学に留学し社会科学高等研究院のジャック・デリダのセミネールに通う。一橋大学名誉教授。著書に『いくつもの砂漠、いくつもの夜』ほか。デリダ、ジュネなどの翻訳も多く手掛ける。

「2023年 『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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