精神分析の倫理 上

制作 : ジャック・アラン・ミレール 
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000236294

作品紹介・あらすじ

「精神分析における倫理とはなにか」。この根本的な問いをテーマに掲げた、一九六〇年のジャック・ラカンのセミネール。上巻では、独自の「もの das Ding」という概念を導入しつつ、主体における欲望のメカニズムや、欲望の対象と主体との関係という、精神分析の根幹に関わる問題を論じる。聖書の十戒に見られるような規範が持つ構造を、精神分析の視点から明らかにしようとするラカンの意気込みが、カントやサド、聖書などの豊富な引用を交えた講義から生き生きと浮かび上がってくる。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1901-81年。フランスの精神分析家。パリ大学医学部などで学び、サン=タンヌ病院などで臨床に専念。1964年にはパリ・フロイト派を創設した。1953年から始められたセミネールは多くの聴衆を集めるとともに、大きな影響を与え続けている。著書に、『エクリ』(全3巻、弘文堂)。

「2019年 『アンコール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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