生と死の美術館

著者 :
  • 岩波書店
4.25
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000236348

作品紹介・あらすじ

古今東西の作品に生・病・老・死を読み解く。医学史家による美術エッセイ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ピエタ」やミレーの「オフェーリア」、レンブラント、ゴッホ、ピカソなど有名な絵画が揃っている。
    「ピエタ」は本当に美しくて、ひたすら思い出に浸る。
    ほっといたらずっと見てしまうくらい引き込まれるくらい、美しいのです。
    有名な作品、画家の中でもコクトーの「輸血」に関する話しがインパクト大。
    ちょっとどころでなく気持ち悪い。科学の発達ってやっぱりありがたいよぉ、と思った。

  • 著者は医療史家。病や死をテーマにした古今東西の作品54点を選び、専門家の知見をもとに語られる美術案内。レンブラント、フェルメールから 竹久夢二まで。2階閲覧室(720.4/T)

  • まさしく生命を見つめる絵画・彫像。他に類を見ない優れもの。これだけ集めた作者の専門魂に感心。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1927-2017。東京生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業。1966-97年、北里大学教授。後に同大学名誉教授。主に文化史、生活史の視座から病気、医療、死を考察した。1980年『死の風景』でサントリー学芸賞受賞。著書:『日本人の病歴』、『病いと人間の文化史』、『明治医事往来』、『いのちの文化史』、『生と死の現在』、『養生訓に学ぶ』、『生死のあわい』他多数。

「2018年 『日本人の死生観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

立川昭二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×