創造的政策としての地方分権――第二次分権改革と持続的発展

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000237239

作品紹介・あらすじ

地方分権とは利害を調整する政策ではなく、新たな価値体系の中で模索される創造的な政策である。右肩上がりの成長の時代を終え、少子高齢化の中で大きな転換期にある日本。明治以降の中央集権による地方自治の歴史と分権改革の経緯をたどり、地方分権の必然性を浮かび上がらせる。地方分権改革推進委員会事務局長を務めた著者が、第二次分権改革までの成果と課題を明らかにし、今後の指針を示す。地方分権の理念と実践を考えるための必読書。

感想・レビュー・書評

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  • 第一次分権改革から、民主党による地域主権改革までの地方分権改革の流れを記述。

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著者プロフィール

北海道大学法学研究科教授。1979年日本大学法学部卒業。専門は行政学・公共政策学・行財政論。参議院事務局,株式会社日本総合研究所を経て,1996年から現職。著書に『財政投融資の改革』(東洋経済新報社,1995年),『自治体戦略の思考と財政健全化』(編著,ぎょうせい,2009年),『創造的政策としての地方分権』(岩波書店,2010年),『政策思考基礎講座』(ぎょうせい,2011年),『図説財政のしくみVer.2』(東洋経済新報社,2012年)など。

「2016年 『公共政策学の将来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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