朝鮮戦争全史

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (529ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000238090

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  • “北鮮は誘い込まれた”説のカミングスは著者の友人である。冷戦終結で旧ソ連の資料が公開され、中国側の事情もわかるようになった。毛沢東は介入前「朝鮮半島を短期間に統一する」と楽観的で’51.1月に交渉に応じれば37度線で休戦したかもしれない。その後は講和を探っていたと“スターリンの死が休戦に繋がった”通説を疑問視/日本の協力を最大限に描く。「仁川上陸輸送艇37隻のうち27は日本人運行」は過大/一番資料が不足し、国民軍餓死事件や内部工作死など正確な死者数さえ定かではなく、625とか呼んで評価さえできないのが韓国

  • 復刊したそうで・・・。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授。1938年生まれ。東京大学文学部卒業。著書『金日成と満州抗日戦争』(平凡社)、『朝鮮戦争全史』『日露戦争 起源と開戦(上・下)』『北朝鮮現代史』『平和国家の誕生』『韓国併合110年後の真実』(岩波書店)、『朝鮮有事を望むのか』(彩流社)、『スターリン批判1953~56年』(作品社)、『アジア女性基金と慰安婦問題』(明石書店)、『米朝戦争をふせぐ』『安倍首相は拉致問題を解決できない』『慰安婦問題の解決に何が必要か』(青灯社)ほか。

「2022年 『日朝交渉30年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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