キッシンジャー回想録 中国(下)

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制作 : 塚越 敏彦  松下 文男  横山 司  岩瀬 彰  中川 潔 
  • 岩波書店 (2012年3月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000238755

キッシンジャー回想録 中国(下)の感想・レビュー・書評

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  • 1975年10月21日キッシンジャーが鄧小平に中国と米国は互いに相手から何も求めていないという言葉を問題にした。
    友好という抽象的な表現は毛沢東にとっては無意味だったから。
    計画経済は階級を逆に神格化した。それは配給する人が上という立場になったから。
    中国の伝統的な指導者は海外にはいかなかった。鄧小平も晩年は国内で過ごす。

  • 巻末の解説がうなる…。

  • 43番乗り。くまざわ書店アルカキット錦糸町店にて発見。気になる。(2013/1/6)

  • 319.53022||Ki||2

  • ニクソンショックから鄧小平の台頭、第三次ベトナム戦争、
    天安門事件を経て現在へ至るまでの中国史を
    著者の経験、ひいては米中関係を軸に解説する。

    毛沢東や周恩来、鄧小平等の人柄がよく見え、
    生きたやり取りが伝わり非常に面白い。
    また第三次ベトナム戦争についても
    背景から細かく記されていて興味深い。
    巻末の解説も分かりやすく、また本文であまり触れられていない
    米中関係から見た日本についても書かれており勉強になった。

    中国の近現代史から今後を考える意味で参考になる一冊。

  • ヘンリー・キッシンジャーによる中国との交渉の回想録。
    下巻はいよいよニクソン訪中や米中国交正常化への道のり、そしてその後の米中双方の政権交代と交渉過程が描かれます。
    ニクソン大統領が中国との国交回復を目指した実情を、冷戦やベトナム戦争などから解説。
    そして中国側の権力闘争の内幕や台湾問題についても述べられています。
    冷戦時代、同じ共産主義国でありながら中ソが対立し、ソ連という共通の敵への対抗の必要から米中が接近。
    カーター政権における米中国交回復以後は中越戦争、台湾問題、天安門事件、方励之問題、冷戦終結による米中二極化など。
    鄧小平の改革について多くの紙数が割かれ、中国の発展に尽くした功績が描かれています。
    そして江沢民や胡錦濤ら、現代中国の指導者たちとアメリカとの交渉も。
    米中双方の強硬派や、中国の未来(第一次大戦前の帝政ドイツのような、超大国化による暴走?)への懸念もありますが、米中協力による太平洋共同体構想という明るい展望で締めくくっています。

    ニクソン政権以後も、党派を問わず歴代政権の対中国外交に著者自身や、その人脈が深く関わり続けているのが判ります。
    歴代の米大統領による中国批判は所詮大統領選挙に勝つための方便に過ぎず、政権獲得後は現実問題として米中関係を損なわないよう配慮したというのが事実のようですねw

    ニン、トン♪

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、3階開架 請求記号:319.53022//Ki59//2

  • ヘンリー・A.キッシンジャー (著), 塚越 敏彦 (翻訳), 松下 文男 (翻訳), 横山 司 (翻訳), 岩瀬 彰 (翻訳), 中川 潔 (翻訳)
    歴史や伝統文化、著者自らの外交経験も踏まえて描く、全世界注目の中国論。本巻では、中越戦争、台湾問題、天安門事件、中国のWTO加盟まで、様々に時代が変化する中での、指導者たちの素顔や外交の変容に迫る。

  • キッシンジャーが中国を語る決定版であり、ものの見方が立場によってがらっと変わるというケーススタディの、国家レベル版。

    中国の歴代指導者の人物像も、外交のあいまいなメッセージ交換も、外交秘話も興味深かった。

    これからは中国の時代だと思って買ったけど、40年前から中国の時代だったような記述。日本はアメリカの属国みたい。そこは不満。

    我々もがんばろう。

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キッシンジャー回想録 中国(下)の作品紹介

下巻では、中越戦争、台湾問題、天安門事件、ひいては中国のWTO加盟まで、様々に時代が変化する中での、指導者たちの素顔や外交の変容に迫る。著者の手によって開かれた協力関係の道は、その後どのような道をたどるのか。中国の大国化は世界の脅威となるのか。四〇年間にわたる米中関係の最も間近な目撃者であり、今もなお政局との緊密な接触を保ち大きな影響力をもつ著者による、刺激的な中国論。

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