ディアスポラを生きる詩人 金時鐘

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000240369

作品紹介・あらすじ

その詩作/思索をつうじ多くの日本の表現者、知識人に深甚なる影響を与えてきた在日の詩人、金時鐘。彼の詩はどのように、切迫した状況との緊迫した対峙のなかで生まれてきたのか。詩人自身の生を刻みつけるようにしてつむがれてきた詩作/思索を、その個人史と在日史、戦中・戦後史に重ね合わせ、脱植民地化を追い求めた詩人の全体像を明らかにする。

著者プロフィール

1962年、兵庫県丹波篠山市生まれ。2014年10月から大阪文学学校校長。2016年4月から京都大学教員。
詩集:『沈むプール』、『バイエルの博物誌』、『言葉の岸』(神戸名ビール文学賞)、『ホッチキス』、『家族の午後』(三好達治賞)、『闇風呂』、『ほとぼりが冷めるまで』(藤村記念歴程賞)
主な詩評論集:『アイデンティティ/他者性』、『言葉と記憶』、『ディアスポラを生きる詩人 金時鐘』、『石原吉郎』、『「投壜通信」の詩人たち』(日本詩人クラブ詩界賞)

「2023年 『京大からタテ看が消える日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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