日本を診る

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 39
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000242769

作品紹介・あらすじ

「改革派知事」として活躍し、いままた総務大臣として期待を集める著者の『世界』好評連載を一冊に。地方自治体、永田町、霞が関で起こる日々の事件からどこに病があるのか、その原因を診断。政治の現場と官僚の習性を知り尽くした著者ならではの大胆な処方箋を提示する。

感想・レビュー・書評

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  • 10年以上前の当時の政策の問題点をあげつらう内容なので、今となってはピンと来ない内容になってしまっているのは仕方がない。とはいえ、今から読んでも単に当時の政策を批判するだけで、どういう日本になるべきだという国家観や地方自治体のあるべき姿までは見えてこない。
    民主党が与党から降りた頃から表舞台からは消えてしまった。正論をぶつけるタイプだったためなのか、右派左派両方から疎まれてしまったのだろうか。ここ最近の行政の主流(男女同権、多様性、情報公開)は、この人との親和性が高いような気がするが、年齢的にも復活することはないんだろうな。

  • 自身の体験、経験を織り交ぜて自論を述べる。

    あまり、寄り添いすぎないように中立性を心掛けて読むのに苦心する。

  • 片山さんみたいな人に首相になってもらいたい。(言うこととやることは別かな?)

  • 2011-032。
    好感のもてる正論。
    応援したいが、うまくいくかどうか。

  • 2011/04/02 『津波災害』(岩波新書)に挟まっていた出版告知で知る

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著者プロフィール

日本福祉大学社会福祉学部教授
一橋大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。博士(社会学)一橋大学社会学部助手、東京農工大学非常勤講師等を経て現職。『差異と承認――共生理念の構築を目指して』(創風社、2007)

「2019年 『B型肝炎被害とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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