80年版 岩波文庫解説総目録―1927~2006

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制作 : 岩波文庫編集部 
  • 岩波書店 (2007年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (1180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000244374

80年版 岩波文庫解説総目録―1927~2006の感想・レビュー・書評

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  • 好みの変化
    形態もふくめて

    手に取ってみる  距離感-間合い
    お偉い方のお勧めの書は確かにいいものばかり。
    だけど自分の感性に響くのはそういった所にあるのは稀じゃないかな

    航海に出る、自分探しみたいで気味が悪くも思えるが
    内にいる者にとってはそういう観点で見ているのではなく
    ただ強くなりたい、その一心だ

    本定めも宗教に依りすがる様にどこか似ている

    本探しに出た旅人は
    己の内なる声と対話し出会う物事に対し批評を行う。
    まだ選び決めるまでの眼力等、備えられているはずもないのに
    己の秀いでた勘と称した薄っぺらな判断力で目に入るすぐれたるものに身を投じる。これを選んで正解だったなんて後になってからしかわからないことだけど、そのような形で入った世界は自分にとってどれ程の価値を齎すのか、あるいは育めることが出来るのか、分かりはしないものだろうか?それともこの段階であの玉条を持ち出すのではあるまいか?

    弟子となるには、師を見つけに出ねばなりません。
    弟子となるには、師を選ばなければなりません。
    弟子となる際には、師を誤ってはなりません。
    それは特に極力排除しようとしなければならないことです。
    多様性は恐ろしいもの。人間の目をくらますこと等造作もない。
    この暗闇を歩くのです、このトンネルを通った先には光が射しています。その光を体の内部にまで、内臓、血管、細胞にまで通さすにはこの暗く長いトンネルを歩むことです。そう歩み、歩み続けることです。

    この目録、この出版社には、この作品集の中には
    伴侶となるであろう本がきっと存在すると私は思う。考えはしません、思うのです。向こうは待っていないかもしれない、だけど求める者には共鳴を起こしだすものです。そもそも出会った瞬間に己の全てを鷲掴みにされるのもいいでしょうが、人生には反復といういと美しい概念が存在しています。本の世界では再読、再会と言えましょう。古典。その名で呼ぶのはあまり好ましく感じませんが、それらは
    そう簡単につながりを己と結びつけるものでしょうか。

    もともと内に、書物の内部にあったであろう者どもが今では
    頭と尻に、表情にまで這い上がってきています。
    それらが出たがったのでしょうね、きっと。
    でなければこんなにもたくさん世の書物は主張したりしませんものね。

    ある中年書生は、厭世主義というismを生きそこから軌路を変え、尚も内にこのismをともにし生をいきています。この考え方は果たしてこの世の中から排斥・排除すべき因子でしょうか?すくなくとも一般に言う、人間の生の暗闇を知っていはいても生きたことのない傲慢つけ上がり野郎にこうすればこうなるといった訓戒をたれたがる腐った爺どもの傘下に入ることがどういう事を齎すであろうか、さっすることです。己の感性は売らないことです。育むこと、水やりを忘れたもは
    枯れしぼみ、落ち散っていくのみです。
    そう水やりをするという事はその花に会いに足を運ぶという事。
    己の創りだした(無意識的なものも含めて)基準は絶えず変動するばかり。花は常に同じ様をしてはいないということです。

    旅に出よう  書に・師に出会うために
    反復を愛す  この世は、この世が反復を生きるがうえ

  • 確か、60周年のとき---つまり1987年---から10年毎に改訂されて3回目ということになりますね。
    10年毎に買うこともないのですが、解説を読むだけでも楽しいですね。

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80年版 岩波文庫解説総目録―1927~2006の作品紹介

全書目・約5400冊を20の分野に分けて、著作者別、年代順に配列し、簡潔な文章で内容を紹介した解説目録。巻末に書名索引、著訳者別書名索引が付く。

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