ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの
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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
この本は、宮崎駿さんの『折り返し点』で知りました。 本書は当初、福武書店から出版されていたのですが、絶版になってしまうことを知った宮崎さんが、他社で再販と言う、絶版の危機から救ったという作品。 再販に当たり、ご自身で紹介文や、表題の爆撃機のイラストなどを新たに書き起こし、少しでも多くの人に読んでもらえるよう、とても尽力されています。 この爆撃機のイラストのおかげで、本篇での機内の... 続きを読む »
中篇1本と、短編2本。
すぐに読めるが、どの作品も厚くて濃くて、冴え渡る臨場感やスリルで、とても大きな読書体験として感じられた。
ブラッカム~・戦争の臨場感にあふれている。
恐ろしい。そして、親父、かっこいい。
仲間たちとの空気もいい。
戦争への乾いた語り口と、湿った事実のバランスが印象的。
チャス・マッギル~・これぞ真骨頂だと思う。
すごい話。時をあざむいてやった、しかし、時の仕返しもあった。という文が印象的。宮崎氏の前書きをみて、こういう意味だったのか、とおぼろげに理解した。
ぼくを作ったもの~・読んでいたら激しい既視感におそわれた。中学校の教科書でこれに既に出会っていたのだった。自伝だろうか、これもまた深く、温かく、戦争への少年のリアルに満ちている。
宮崎駿が紹介マンガを描くほど入れ込むのもわかる。痛みを伴う、少年のための戦争物語。これ(あるいはこういうの)は宮崎駿に渾身の力を込めてアニメ化してもらいたい。ウェストールを探して読んでみようと思う。
戦争もので、トイレの事や嘔吐等まで詳しく書かれたものはあまり無くて新鮮でした。リアル+怪奇現象のバランスが良く、最後まで飽きずに読めました。
予備知識も何もなく
ただ崇拝する宮崎駿が好きな本ということで読了。
私のような読者を慮って前後に「読者の手引き」なる『タインマスへの旅』という、フルカラー豪華すぎる宮崎漫画が載っている。
※執筆経過は『ポニョができるまで(1巻)』を見よう!
話はムズカシカッタ。。
わかりにくいということではなく、それは受け手である私自身の能力値の問題。
宮崎さんの漫画に戻りながら飛行機の仕組み、だれがどこにいるかなどを探って読む。この時点で自分なりの解釈は皆無。
これで児童文学とは…畏れいります。
人が死ぬ描写がおそろしくリアルで、死に顔が見えるようだった。
これで児童文学以下同文。
満足度は信用しないでください。
海外文学は苦手だったんですが、これは児童書なので読みやすかったです。チャス・マッギルの幽霊、これはいい話でした。
宮崎駿のエッセイがついてなかったら読んでなかっただろうけど。ついてなくても読む価値十二分にあり。英国児童文学万歳。
日本のホラーと通ずる ゾゾゾ がありました。
べらんめぇ喋りにグッときます。
宮崎駿さんのイラストがさらなる想像と臨場感を引き出してくれるなぁと。チェリーの煙草も登場。
訳者の娘さんが金原ひとみだったり。
宮崎駿イチオシの小説。
宮崎駿とロバート・A・ウェストールは顔まで似ている。
付録:宮崎氏によるあらすじと解説漫画。
福武書店から出たときに読んだからいいや、と思っていたけれど、読んでよかった。『ブラッカムの爆撃機』は、今回、鮮烈な印象が残った。訳し直したせいか、とも思ったが、ポイント、ポイントで直しただけで、全体的な調子は変わってない。ウェストールの話もすごいけど、金原瑞人さんの訳文に圧倒された。 『ぼくを作ったもの』には、ウェストールが祖父から受け取ったものが書かれていた。ウェストールにとって祖父は、同... 続きを読む »
深夜読了。
+ + +
宮崎駿監督って、ホント飛行機好きなんだな…。。
と前編を読んでて思いました。
ウェストールの作品は読み始めたばかりなので、感想はまたこんど♪ 2009.06.28.
イギリス児童文学界の巨匠ロバート・ウェストールの比較的マイナーな傑作『ブラッカムの爆撃機』の再邦訳版。表題作の他に『チャス・マッギルの幽霊』、『ぼくを作ったもの』の小説二編と、『タインマスへの旅』という題のエッセイ的フルカラー漫画が前後編で収録されている。この漫画は他でもない宮崎駿の描いたもので、宮崎駿のウェストール作品への愛が、色鉛筆で塗られた美麗な色彩と、細かく描き込まれた描線によって表現され... 続きを読む »
第二次世界大戦中、イギリスの爆撃機に乗り込む戦闘員達の話です。
ほぼその爆撃機の中の話。あとは隊員達に基地での生活を描くくらい。
これは宮崎駿の挿絵付きのを読むといいと思います。
爆撃機のイラスト書いてあるから、内容がわかりやすい。
ハヤオ監督推薦の児童書時はww2。主人公は英国軍新兵のゲアリー。ブラッカムは同じ部隊のくそったれな万年軍曹のことでした。この嫌われ者の軍曹のせいで不可解な現象が起こる。ウェリントン爆撃機に乗りドイツに爆弾をバラまいていた主人公たちですが、帰還途中敵機に遭遇し… ディテールがとても良かった。タウンゼント大尉がかっこえー。理想の上司です。しかしこれ日本の子供には分かりづらいかも。地名や飛行機名がバンバン出てきます。他短編2作『チャス・マッギルの幽霊』『ぼくを作ったもの』
父親が孫に贈るつもりで買ったらしいのだがその孫自体が、夏休み中、余りイイ子では無かったらしく、贈るのを止めたそうな。んな訳でお前が先に読めと云う話になって回ってきた。40過ぎの息子と11才の孫との年齢差は何ともし難いが、ま、父親が買ってくれたと理解して、喜んで読む事にしよう。宮崎駿がが関わる話を漫画化しているので子供にも読み易かろうという意味合いなのかな。ぱらぱらと見てみたが、そう難しい話でも無さそう。ま、読んでみましょうか。
『ブラッカムの爆撃機』新装版で、2006年に刊行されている。
宮崎駿のカラー書き下ろしをはさみ、短編を1作加え、著者の紹介のページをつけ、旧刊本よりも丁寧な道先案内がしてある。
宮崎駿のカラー書き下ろし効果、大。

短編「ぼくを作ったもの」と宮崎駿による時代背景の紹介マンガを加えた版。短編は本当に短いが、怖かった祖父への印象が一変する味わい深い作品。紹介マンガも面白い。解説のマンガで読み落としに気づいた。






