検証 福島原発事故・記者会見3――欺瞞の連鎖

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著者 : 木野龍逸
  • 岩波書店 (2014年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000246941

検証 福島原発事故・記者会見3――欺瞞の連鎖の感想・レビュー・書評

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  • このシリーズも3冊目か。4が出ていないようだからこれが最終巻に
    なるのかな。

    相も変わらず東京電力の隠蔽のオンパレードである。この組織、
    本当に当事者意識がないっていうか、レベル7の事故でも他人事
    というか。

    汚染水はずっと海洋に垂れ流しになっていたのに発表しない。
    それなのに、安倍晋三はオリンピック招致演説で「私は保証
    します。状況はコントロールされています」と世界に向けて
    嘘を吐いちゃう始末。

    その後、国会答弁だったかで「雰囲気で言った」なんて飛んでも
    ないことを言ってたな。雰囲気って…なんだよ、それ。

    「確認します」「検討します」。これが記者会見での東京電力での
    決まり文句。会見に出席した記者さんたち、メチャクチャ歯がゆい
    だろうな。何を聞いてもこれなんだもの。

    教えない、隠す、誤魔化す。原発事故の発生からずっと同じ。
    本書で一番呆れたのは国会事故調査委員会に対して、
    「いや~、建屋の中は照明もないから暗くて入れないですよ。
    現地調査なんて無理無理」っていう大嘘。

    実際は真っ暗じゃないし、検証できる状況だったにも関わらず
    なんだよね。事故調がなかに入れていれば、もう少し何かが
    判明したんじゃないかね?

    そして懸念された作業員不足なんだが、これに対しても危機感
    まったくないって凄いわ。積算放射線量の関係でベテラン作業員
    が続々抜けて行っている状況は大問題だと思うんだけどね、素人
    が考えても。

    廃炉まで40年だっけ?きっとそれ以上かかるんだろうな。一体、
    東京電力は本当のことを伝える気はあるのかな。ないよな。
    特定秘密保護法が施行されたら、それを理由にもっと情報が
    閉ざされるような気がするわ。

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検証 福島原発事故・記者会見3――欺瞞の連鎖の作品紹介

「状況はコントロールされています」五輪招致演説で断言した安倍晋三首相。しかし、その裏で、汚染水は漏れ続け、作業員不足が懸念され、メルトダウンした核燃料の状態すら分からない。被災者支援は遅れ、原発輸出と再稼働が進む。この国は、これほどの被害をもたらした事故を、なかったものにしようとしているのか-。厳しく問う。

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