ベンヤミン「言語一般および人間の言語について」を読む: 言葉と語りえぬもの

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000247108

作品紹介・あらすじ

世紀を超えて私たちを魅了しつづける思想家、ヴァルター・ベンヤミン。たんなる言語論にとどまらない、認識論、芸術論などが複雑に織り込まれ、彼の世界像が集約的に表現されている最初期の論考「言語一般および人間の言語について」を詳細に読み解き、その思想的基盤に迫る。著者自身による全訳を併せて収録。

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通りの内容である。ひたすらベンヤミンの論考を精読している。著者の考察および解説は非常にわかりやすく、ベンヤミンのこの論考および、さらには彼の他の論にある思想をも知ることができる。ただし、わかりやすいとは言っても、ベンヤミンの原著に比して、である。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県丹波篠山市生まれ。2014年10月から大阪文学学校校長。2016年4月から京都大学教員。
詩集:『沈むプール』、『バイエルの博物誌』、『言葉の岸』(神戸名ビール文学賞)、『ホッチキス』、『家族の午後』(三好達治賞)、『闇風呂』、『ほとぼりが冷めるまで』(藤村記念歴程賞)
主な詩評論集:『アイデンティティ/他者性』、『言葉と記憶』、『ディアスポラを生きる詩人 金時鐘』、『石原吉郎』、『「投壜通信」の詩人たち』(日本詩人クラブ詩界賞)

「2023年 『京大からタテ看が消える日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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