マーケティング思考の可能性

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000248129

感想・レビュー・書評

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  • 本書はマーケティング及び経営学における各種タームやディシプリンの本質的意味を再考する内容となっています。その思考の切り口、入り方が哲学上の重要問題からクロスしている点が独創的であり類書を見ません。「経営学×哲学」のワードにビビッとくる方におすすめします。

    注意点としては、本書はマーケティングを学ぼうとして読むものではないということ。むしろ一通りガッツリ学術的背景まで理解した上で読まないと面白くないはずです。ビジネスで使うフレームワーク程度の知識では全く歯が立たないと思います。

    マーケを話の取り掛かりにして思惟を巡らす内容のため、この手の思想・哲学に関する頭の使い方に慣れておらず、いわゆるMBA的にスパスパ切り分ける頭で入っていくとガッカリすると思います。(Amazonで星一つのレビューは大抵この例かと…)

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著者プロフィール

流通科学大学特別教授、神戸大学名誉教授

「2017年 『中内功 理想に燃えた流通革命の先導者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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