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- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000253154
作品紹介・あらすじ
「岩波文化」という言葉さえ生みだした岩波書店の出版活動は、敗戦をまたいだ一九三〇年代から六〇年代にかけて最高潮に達した。戦前の『日本資本主義発達史講座』の刊行、新書の創刊、津田左右吉事件、戦後の『世界』の創刊、昭和史論争など重要な論点をたどりながら、国民国家日本の「人を教育する文化」を担い続けた軌跡をたどる。
感想・レビュー・書評
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全3巻のうちではやっぱり一番面白く感じた佐藤先生担当巻。
戦時下~戦後直後くらいの時期の話。
・戦時下の統制の中でも岩波はうまくやっていた+むしろ終戦前、資源の乏しい時期はともかく、それ以前は儲けも大きい
・戦前・戦後が綺麗にわかれるわけではない(例:『思想』の編集体制)
・岩波の「教育」意識
・岩波+帝国大学はある種の権威
←だから楯突かれる/反発をうむ -
蓑田胸喜の「また出た」感が妙に笑えた。
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全3巻の2冊目
岩波書店のPR
「「岩波文化」という言葉さえ生みだした岩波書店の出版活動は、敗戦をまたいだ1930年代から60年代にかけて最高潮に達した。戦前の資本主義発達史講座の刊行、新書の創刊、津田左右吉事件、戦後の『世界』の創刊、昭和史論争など重要な論点をたどりながら、国民国家日本の「人を教育する文化」を担い続けた軌跡をたどる。」
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