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みんなの感想・レビュー・書評
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自分の過酷な障害を使命に変え、それを全うしようとしている福島氏の生き方に感銘を受けた。果たして自分には使命があるのだろうか、あるとすれば、それは何なのだろうかということを初めて意識するきっかけとなった本。
<内 容>
朝日新聞記者の著者が、4年間の取材によって書き下ろした福島智氏の半生記。前半3分の1くらいは『さとしわかるか』を客観的にまとめ、福島氏本人の言い分を加えた感じです。そこから先は『さとし……』の先の人生が描かれ、恋愛、結婚、仕事、適応障害など、46才までの飾らない姿が描かれています。巻末に「関連年表」や「指点字一覧表」付き。
<ひとことコメント>
裏表紙にタイトルと著者名が点字で印刷されています。
ささいなことですが「」の中に「」が入る形式で、ちょっと読みにくかったです。点訳するときは第2カギに書き換えですかね。
(図書館で借りた本)
目が見えず、耳も聞こえないという重複障害を持った東大教授の福島智さんのことが書かれたものです。 テレビで拝見する福島氏は、ユーモアたっぷりに健常者以上の表現力でお話されます。そのために 障害の重度さ具合があまり伝わってこないのではないか?と、この本を読んで感じました。 健常者が目が見えず、耳も聞こえないという状態を本当の意味で体験することは不可能だと思います。 タイトルにもあるように“盲ろう... 続きを読む »
手話サークルのFさんから借りた本。
失う経験とコミュニケーション。
ことばは、世界をつかみ、世界につながるもの。
「生きているだけで、人生の試験は90点!」
やはり、フランクルさんに辿り着くのだなあ。
面白かった!
仕事からの現実逃避で読み始めて、この時間まで一気に読んでしまった。
コミュニケーション
“自立”の考え方
気持ちの持ち方
今の私が関心のある要素がとてもたくさんつまっていた。
読んでいて、いろいろ感じたことや思ったことがあったのに、うまくまとまらない。
相手の立場に立つ想像力。
理屈ではなく実践する力。
逆境を笑いに変えるユーモア。
人としての魅力には、こうしたことが大切なんだなあと思った。
光と音を奪われても、類まれな聡明さから「思索」という道が残されていた福島さんはやはり稀有な人なのだと思う。
能力と存在価値を結び付けることを否定しようとしている。
生きること自体が自立であり、他者があってこその自立ということをどう証明するのか、この先が気になる。
-「無力化され、価値を剥奪された自己」と向きあって、「それでも自分が生きることには意味がある」と本気で思えるとき-
障碍がなくともかならず訪れる、弱いとき。
意味がある、と人に言ってあげることはまあできてる、と思う。
自分に対しても、本気でそう思える自分でありたい。
「指先で紡ぐ愛・・」に続いて、盲ろうという目が見えず、耳も聞えないという状態の大学教授、福島智先生のルポです。「指先・・」は、妻の立場から書かれたもので、お二人の出会いから結婚生活での楽しいエピソードや苦労話など、読み応えのあるものでしたが、今回は、朝日新聞の記者が書いたもの。福島さんの生い立ちから丹念に聞き取り調査をし、現在の福島さん、また、日本やアメリカの他の盲ろう者の方々までをも取材して、コ... 続きを読む »
眼が見えない、音が聴こえない・・それが盲ろうである。 光も音もない暗闇の世界を私は想像できない。 3歳で眼に異常が見つかり、4歳で右目を摘出。9歳で両目を失う。14歳で右耳が聴こえなくなり18歳で無音の世界! 無音・漆黒の世界の孤独と不安はいかばかりのことだろう。 母が思いついた指点字と、指点字による通訳が彼の世界を広げる。通訳者に支えられ大学受験そして研究者&盲ろう者支援の活動家... 続きを読む »
先だってのTV「爆問学問」で、底抜けに明るい(風に見えた)福島智さんのドキュメンタリー本。
4歳で右眼を摘出、9歳で左目の視力を失い、14歳で右耳の聴力を失い、18歳で左耳の聴力を失う。そして、1浪して、盲ろう者として初めて大学に進学し、恋も結婚もし、現在東京大学教授。「感動した!」なんて一言で済ませられないけど、福島さんの、そして周りでサポートしてくれる人々の話は衝撃的で、時には涙が出てしまう。
「生きること」、「コミュニケートすること」が誰よりも秀でている、目も見えない、耳も聞こえない福島さんの言葉だからこそ、非常に重く響いた。
以前から読もうと思いつついまだに読んでいない、ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』、そして『死と愛』。読もうと思う。

盲聾の東大教授、福島智さんを取材した朝日新聞記者の膨大なインタビュー記事をもとにその人間的な魅力に迫る・・・とアマゾンには書かれているが、本当に福島さんは辛いなあと思ってしまった。
10年以上前...






