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- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000256643
作品紹介・あらすじ
いま、日本は再び危険な道を歩んでいるのではないか。過去から教訓として何を引き出したらよいのか。歴史学者と政治学者が日本近代一五〇年を行き来しながら、憲法問題や対中外交から、安倍政権の危うさ、対抗勢力の弱さまで、現在の日本の危機的状況について縦横に語り合う。
感想・レビュー・書評
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日本近代史の、これまでの見方を揺さぶってくれる坂野さんの発言の数々が刺激的。
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歴史学者と政治学者の真面目で真摯な対談本。
護憲や平和を唱えるだけではなく、今必要なのは現実的な日中友好だと説く。
日本はアメリカに負けたとは認識しているが、中国に負けたという事実を解っていないという指摘は辛辣でもある。
近代史への無知を大いに反省し、そこから学ぶ必要がある。 -
日本はアメリカに負けたという意識はあるが、アジアに進出して中国に負けたという意識はない。
1960年に民社党が出来て、蝋山政道などの一休の知識人がその理論的な支柱になって日本敵な社会民主主義勢力を作ろうという動きがあったが、結局社民党は民間の大企業労組の利益を代表するマイナーな政党という存在にしかならなかった。
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