介護の「地域力」を高める――中津川・恵那の実践

制作 : 古橋 貞二郎  大島 紀玖夫  飯島 裕一 
  • 岩波書店
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000258104

作品紹介・あらすじ

豊かな自然に恵まれた歴史と文化の地岐阜県中津川・恵那地域。いま、この地域で実践されている取り組みが注目を集めている。一〇年以上にわたって毎年続けられている介護保険シンポジウムを軸に、行政、医療、保健、福祉、住民が連携した活動を紹介。誰もが安心して暮らせる地域づくりのあり方を探る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号 369.26//F93

  • チェック項目19箇所。治す医療だけでは不十分。予防、リハビリ。食事、入浴などの生活支援。介護と医療は切り離せない。医師がキーパーソンとなりえる。医師が介護を理解し、その司令塔になる。中津川・恵那地方の地域力は関係者の能動的なかかわりと粘り強い継続性、地域の人たちの協働によって。連携する・・・言葉だけではなくどのように実践するのか?既存の体制の中でできることから始める。農村では演説するな、演劇をせよ(宮沢賢治)。劇で介護の説明。認知症の対応・・・名優になる。一朝一夕に名優にはなれない。病状を町内などに説明するときの辛さ。協力してもらう。介護認定が軽くなる・・・体が動くようになってかえって家族の負担が大きくなるときもある。老後になっても、ただ生きているのではなく、生きているのが楽しいと思えるようなそういう支援をするのが介護。福祉とは自分たちが作り出すもの。認知症になったときどこに行けばいいかわからないのが3分の1。

全2件中 1 - 2件を表示

飯島裕一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×