政治はなぜ嫌われるのか――民主主義の取り戻し方

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制作 : 吉田 徹 
  • 岩波書店 (2012年11月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000258692

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政治はなぜ嫌われるのか――民主主義の取り戻し方の感想・レビュー・書評

  • 【目次】

    日本語版への序文 「擁護しがたいものを擁護する」
    第一章 政治に対する幻滅
     政治と公共善
     政治分析の課題としての政治不信
     政治への幻滅はどこから来たか
     政治不信をマッピングする
      人口的な要因/社会経済および教育による要因
     公式的な政治参加から非公式的な政治参加へ?
     政治はなぜ白けの対象になるのか――有権者に責任はない
     社会関係資本論の問題提起――サプライ・サイドかディマンド・サイドか
     「批判的市民」の問題提起 
     投票年齢引き下げの結果
     政治を取り戻す――サプライ・サイドによる選択肢に向けて

    第二章 政治、政治参加、政治化
     固有の政治コンセプト、包括的な政治コンセプト
     選びとる行為としての政治
     作為としての政治
     討議としての政治
     社会的な相互作用としての政治
     政治的な参加、政治的な非参加
     政治化と脱政治化
     政治化はどのように生じるか
     脱政治化はどのように生じるか

    第三章 脱政治化の国内的源泉
     脱政治化の公的政治
     公共選択論
     新自由主義と公共選択論の親和関係
     政治化を伴う新自由主義、脱政治化を伴う新自由主義
     アローの不可能性定理
     政治による過重負担
     官僚制による過重負担
     政治的ビジネス・サイクル論――脱政治化の要請
     ダウンズと選挙競合の市場化
     結語

    第四章 脱政治化のグローバルな源泉
     グローバル化と民主的な政治的討議は対立するのか
     「ハイパー・グローバル化」
     グローバル化とは何を意味しているのか
     独立変数としてのグローバル化
     経済統合の水準を検証する
     資本市場統合の度合い
     従属変数としての国家の収縮
     国家のサイズと活動範囲
     貿易量と国家支出の相関関係
     海外直接投資と国家支出
     金融市場をなだめる
     グローバル化肯定説のレトリックと現実

    第五章 私たちはなぜ政治を嫌うのか
     「私たちが望む政治」か「彼らが望む政治参加」か
     誰が非難されるべきなのか
     サプライ・サイドとディマンド・サイドの区分は正しいか
     政治と人間性と

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政治はなぜ嫌われるのか――民主主義の取り戻し方の作品紹介

先進デモクラシー各国で観察されるようになった投票率の低下や政治家への不信感の高まり。それはなぜ生じているのか。本書は「サプライ・サイド(政治家側)」に着目し、政治家や政党の行動が構造的に制約されるようになってきた現状を多くのファクトを用いて論証する。新自由主義による政治への攻撃や、「グローバル化」を理由に進められた国内政治の縮小傾向、こうした動向を理論的に支えた社会科学における合理的選択論の隆盛なども批判的に検証。その上で「政治」の概念を捉えなおすことが、政治の持つ可能性を開くことができると説く。イギリス政治学会の出版最優秀賞を二〇〇八年に受賞した話題作。

政治はなぜ嫌われるのか――民主主義の取り戻し方はこんな本です

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