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- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000259231
感想・レビュー・書評
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<内容>
オーラルヒストリーの第一人者の御厨と、その弟子牧原、佐藤さんという「東大」教授の系譜による政治改革を振り返る作品。
<感想>
目新しい学術的な提起などはなく、「こんなものかぁ」といった感想しか無かった。別に悪い作品というわけではないが、既に既存の研究で触れられているのでこの作品が取り立てすごいという事ではない。ただ、三世代の学者による作品というのは面白い。
他でもやってほしいが…いま、日本政治という現場に着目している学者が減っているので頑張ってほしい(現在の政治学がどうもアメリカナイズされすぎている感じがあって残念)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
政治学者の著者、御厨、牧原、佐藤の世代の異なる3人が、それぞれの世代の視点から細川内閣誕生から、民主党政権から自民党に戻るまでの20年間を、「政治改革」というキーワードでまとめている本である。
内容は3部に分かれており、著者3人の座談会の第1部、20年間に登場した政治家へのインタビューの第2部、著者の3人のそれぞれの意見をまとめた第3部になる。
インタビューした政治家には、亀井静香、小沢一郎、細田博之、谷垣禎一、塩崎恭久、岡田克也、辻元清美、松井幸治、湯浅誠のメンバーである。
政治改革というキーワードで、昔の自民党の派閥政治もない中で何が必要なものなのか、小選挙区制による二大政党制が本当に正しいのか、歴史を踏まえて考えさせられることが多かった。
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