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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000260831
感想・レビュー・書評
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イスラム教の原理主義やイスラム復興運動について、ていねいに解説している本です。
本書ではまず、ムハンマドに始まるイスラム教の歴史について、簡単な解説をおこなっています。つづいて、西洋近代文明と向き合うことでイスラム教のなかに変革を求め近代化を図っていこうとする動きと、それに反対する動きの両方が生まれてきたことが、具体的な歴史を紐解きながら説明されています。
また最終章では、単なる西洋近代への同化でも反発でもなく、イスラム教の主体的な変革を通じて両者の相克を統合することへと向かっていこうとした、F・ラフマンらの「ネオ=モダニズム」が解説されています。
イスラム教についてほとんど知識をもたない読者としては、非常にわかりやすく書かれていて興味深く読むことができました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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