リスク社会を見る目 (フォーラム共通知をひらく)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000263474

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  • [ 内容 ]
    現代社会に溢れる「リスク」とは何か。
    人間は「リスク」を回避しつつ「リスク」に挑戦し、安心を買いつつ夢を追い求める複雑な生き物であるという。
    この本では、リスク研究の第一人者が、松本清張、アガサ・クリスティの推理小説や、司馬遼太郎の随筆、金子みすゞの童謡詩、大相撲などを題材に「リスク」の見方を明らかにする。

    [ 目次 ]
    第1章 推理小説のトリックとリスク―アガサ・クリスティと松本清張
    第2章 リスク社会をどう見るか―見る目はひとつではない
    第3章 三角形のロマンとリスク―大相撲の巴戦はなぜ面白いのか
    第4章 コインのオモテとウラ―サンクトペテルブルクの夢のあと
    第5章 凹型人間か凸型人間か―人間の性格もリスク観もいろいろ
    第6章 金子みすゞの澄んだ目―浜の祭りは海のとむらい
    第7章 色即是空、空即是色―ベルリンの壁は崩壊したが…

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著者プロフィール

*2015年7月現在筑波大学名誉教授・滋賀大学名誉教授

「2015年 『ケインズ対フランク・ナイト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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