広告の誕生: 近代メディア文化の歴史社会学 (現代社会学選書)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000265119

作品紹介・あらすじ

広告とは何か-日本近代の文脈でその社会的意味を探り、ねじれた政治性を浮き彫りに。広告の探究を通して、近代を生きる主体、近代という時代のありようを的確に捉える。刺激的な問題関心と新しい社会認識の視角。

感想・レビュー・書評

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  • どこまでも自らの舞台を拡大させようと、ほの野蛮な想像力を働かせてきた「広告」。広告の抱えるパラドクスをたよりに、消費社会の写し鏡である広告を説いた本。ただ、徒らに難しく感じたのは、気のせいだろうか。。。

  • [ 内容 ]
    広告とは何か―日本近代の文脈でその社会的意味を探り、ねじれた政治性を浮き彫りに。
    広告の探究を通して、近代を生きる主体、近代という時代のありようを的確に捉える。
    刺激的な問題関心と新しい社会認識の視角。

    [ 目次 ]
    序章 問題と方法
    第1章 孤立する広告(見世物のなかの/としての「広告」;広告の誕生;『近代』の軋み)
    第2章 散逸する広告(広告の美学化;広告の工学化―工学の所産としてのポスター;散逸する広告空間)
    第3章 融解する広告(流動する『舞台』;「欲望」する女性と広告;融解する広告空間)
    終章 遊歩の弁証法

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    [ 参考となる書評 ]

  • 2種類の広告、地から飛び出そうとするもの、地と馴染もうとするもの。

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著者プロフィール

東京大学教授

「2022年 『実況中継・社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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