- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000267762
作品紹介・あらすじ
曹操、劉備、諸葛亮、周瑜-本巻ではまず三国時代のスーパースターたちが続々登場。後漢末以降の群雄割拠の世に躍り出た、彼らのあざやかな生をいきいきと描く。その後の魏晋南北朝の時代は、隋による全土統一まで王朝交替がつづく。その中でしたたかに生き延びた華麗なる貴族たち、あるいは続出した芸術的天才たちの素顔とは?
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
春秋戦国から秦・漢までの中国人物伝
一度は聞いたことあるような人物がほとんどの中で侠客あたりの人物はほぼ知らない人ばかりで楽しめた。
この時代の人物伝を読んでいると中国の歴史の根本はこの時代に生まれたのだということを強く実感する。
特に始皇帝の登場は中国大陸を常に統一するように方向付けしたという意味で画期的だと再認識した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三国志の英雄、中国統一から分裂状態になった魏晋南北朝時代の人物、一族を描いています。
政治家や将軍だけでなく文化人や女性も扱っていて面白かったです。 -
第2巻は三国志で有名な魏、蜀、呉の三国時代から西晋、東晋を経て、南北朝時代を駆け抜ける。英雄、賢帝の後は暗愚な後継ぎで治世が不安定になるパターンが繰り返される。異民族が支配する北朝、追われた漢民族の南朝。それぞれ分裂、衰亡により複雑な交代劇が繰り返され、仕官か在野の葛藤のドラマが展開される。王朝の最初の皇帝の多くが同じ武帝と名乗るため、わかりにくくさせる。