ハーバーマス (〈1冊でわかる〉シリーズ)

  • 岩波書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000268929

感想・レビュー・書評

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  • 某SNSで専門家の方が推していたのを見つけて再読しました。

    類書の中岡さんの本(今はちくま学芸文庫)はハーバーマスの伝記的なものから執筆活動全般を広く扱う。これに対して本書は『コミュニケーション的行為の理論』と『事実性と妥当性』を軸にハーバーマスが取り組んだプロジェクトの解説に集中しているといった違いがある。本書では論争(ルーマンとか)についてはほぼ取り扱っていない。

    彼の理論の大枠を手っ取り早く知りたいという人にはフィンリースンの方がおすすめといえます。個人的には中岡さんの方を先に読んでおいて良かった点もありますが。

    そして巻末には研究プロジェクトの要約が載せられおりノートを取る手間が省けるのと、解説では本書の内容を補いより一層ハーバーマスの体系が整理されるというありがたさ。

  • 正直『公共性の構造転換』しか知らなかったのが、それが体系的な理論のうちの1つだという視点が面白かった。最後はEUへと繋げていくのだが、その根底には反ナチスが一貫してあった。

  • 【サポートスタッフ企画展示:2018春 ブックリスト掲載本】

    ▼LEARNING COMMONS イベント情報
    https://lc.nul.nagoya-u.ac.jp/event/?m=201804&cat=5

    ▼名古屋大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://nagoya-m-opac.nul.nagoya-u.ac.jp/webopac/WB01790849

  • 【要約】


    【ノート】
    ・なにわで

  • 社会秩序はコミュニケーション的行為によって達成されるというロジックは実態にそぐわない青写真であったとしてもそうあるべきであるし、敢えて批判に留まるフランクフルト学派のそれよりも好感が持てる。
    次は実際の彼の著作、『公共性の構造転換』あたりから読もうと思う

  •  膨大な著作からいいとこどりしたダイジェスト版。討議倫理学やコミュニケーション的合理性の理論についてもっと理解を深めたい。

  • 当然ながら1冊では、ハーバーマスがわかるわけがない。しかし彼の思想の全体像を俯瞰できる入門書としてはたいへんわかりやすい。
    公共圏・道徳的討議・倫理的討議・討議倫理学

  • 読了

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