ゲド戦記 2 こわれた腕環 (ソフトカバー版)
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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
冒頭は退屈だったので飛ばしたが、ゲドと出会ってからは物語は波乱万丈。「生きることは自分の物語りを紡ぐこと」と言ったのは河合隼雄だが、テナーの想いは切なく、ゲドの言葉はあたたかい。聞こえるはずのないゲドの声が胸に響く。自由に対する重みは厳しく、自分の真の名を得ることは素晴らしい。ゲドの言葉は、行動は、なんと適切なのだろうか。なんと自信に満ち溢れ、かつ謙虚で、相手のことがよくわかるのだろうか。
面白すぎて寝不足。
アチュアンの墓所の大巫女、アルハは禁断の大迷宮で侵入者に出会う。彼こそが魔術師のゲドであった。今回はほとんど移動がないので、前回ほど壮大な感じはなかったですが、アルハ(テナー)が必死で大巫女としての威厳を保とうとする姿がいじらしくて可愛く、ゲドとの出会いによって変わっていくのをとても楽しく読みました。テナーたちの崇めていたものの正体についてまた詳しくは次回、といったところでしょうか。
主人公が代わったかと。
籠の中の鳥、でも活発で強気な女の子が閉ざされた世界から出る。一人だけ、出ていく。なんだか少し 周りの人が可哀想なような…でも自分で進んで行くって、大事だよね。大事だけどね。
図書館から借りました ファンタジー。成長物。魔法物。 名なき者。闇を崇める巫女に選ばれた少女アルハ(テナー)の物語。 荒れた汚らしい神殿。 その地下に広がる大迷宮。 宝物殿。 ゲドは腕輪の半分を求めて、迷宮に忍び込む。が、アルハに見つかってしまい、出口をふさがれてしまう。 アルハはゲドを生かしておこうとして、別の巫女コシル(残忍な女)と対立してしまい、身... 続きを読む »
石と荒野と風で作られた世界観。話より、こっちを楽しめるかどうか。ぼくはそろそろいいかな、という気がしてきた。
うーん、やっぱり、このゆっくりなスピードと、ワンアイデアで物語り全体をもたせようとする感じが……。 世界の名作、おもしろいか、コレ? テナーのおかれた状況、世界を見せるという意味で、物語の前半のアルハの話は必要であるのはわかるのですが、でも、あそこまで執拗である必要があるのか? 執拗であってもいいのですが、単調であるというのは、どうか? まぁ、いる意味、死後の世界なんだから単調なの... 続きを読む »
1巻よりも読み易く面白かったです。闇の巫女となるべく連れて来られた少女。権力に魅せられ闇に惹かれるが、ゲドに出逢うことにより自分を取り戻し自由へと歩み始める。このテナーという少女の目をもって語られるので、話の流れに乗っていき易いんでしょうね。不安に思う心、強気に出る心などに共感を覚えます。
しかし深読みしようと思えばどこまでもどこまでも深く深く奥へと潜っていけそうな物語でもあります。そこが人気の所以なのでしょうが。
「だが、私を救ってくれたのは、水だけではないんだ。水をくれたのは、人の手なんだからね。」
この言葉が、残りました。
水だけではない。
1巻から舞台は変わってカルガド帝国。アチュアンの墓所の大巫女として育てられた少女テナーが主人公。大巫女となるために名前を奪われたテナーがゲドと出会い、自己を回復する物語。
初めて読んだときは、まだ内容を理解できるほどの知識や経験がなく、ひたすら地下の迷宮の暗闇が怖かった記憶がある(暗闇で追いかけられるとか怖すぎる…!)。余談だけど、この迷宮を思い出してしまうので、ゲームでも地下や洞窟に入るのがとても苦手です。笑
世界三大物語の一つ。
陋習にその人生をささげた少女を、ゲドは命を賭して開放する物語。
第2巻は、そんな悲しい運命の中にいる少女(少年)たちへの大きなメッセージであり、このような事態を許している世界への警鐘であり、皮肉であると思う。
ゲドが自分の真の名を明かし、テナーを説得する場面だたまらなく好きだ。
恐らくは誰しも若かりし頃、その未熟さゆえにはらむ一種の「闇」。「影との戦い」は、若者がそれを乗り越え成長を遂げる瞬間を描ききった、秀逸な傑作だったと思う。それゆえに、3部作のうち2巻目となる本作も同様に期待して挑んだのだが・・・正直解釈が難しい。テナーが納める墓所と迷宮は、彼女の心象風景の象徴と受け取れば良いのだろうか。もしくは、そんなこと自体が考えすぎか・・・。3巻への続きとして締められているので、もしかしたらそちらに答えがあるのかもしれない。
なんにせよ、夢中になって読めたのも確か。
ゲド戦記2巻
今更ながら、あー、作者女性なんだ~ みたいな。
腑に落ちた気がした。
最後、それからみんな幸せに暮らしました が待っているかと思ったけど
意味深長な切れかただった。
ジブリの映画のような年齢で、また登場するのが楽しみ。
奇妙な決まりで、親元を連れ出された少女。
大きくなり、ようやく権力を手にした少女がハイタカと出会い
十数年ぶりに『自分』を取り戻します。
不思議としかいいようのない彼女の肩書きとその仕事に
一体ここは何をするための所なのだろう? という疑問が
残ってしまいました。
始末所、で合ってるのでしょうか??
1とは違い、テナーという少女の目線の話だったのですが
彼女の名前に、あれ? と思いながら読んでました。
名前が一緒という事は、彼女は『彼女』ですよ、ね?
何となく1より読みやすく感じました。
文章になれたのでしょうか?w
1より全然おもしろかった。テナーが映画とキャラちがすぎ。わがままな活発お嬢様巫女。すげー要素。笑。ゲドがなかなかでてこなかったけど普通におもしろかった。マナンが可哀想過ぎる。
一巻で野蛮人と称されていたカルガド人の少女・テナーが主人公で、ゲド視点の語りは少なかったです。「闇」というのは現代人からすると意識する機会が少なくなってしまうけれど、灯りがこれほど手軽に操れる時代や場所でない人間からすればいつ、どこから生命の危機をおよぼす何かが現れるかわからないという意味で、本当に恐怖や死の象徴だったんだろうなと読んでいる途中、ふと思った。

エレス・アクベの腕環=壊れた物を一つにつなげて元通り輪っか状にすることで平和が回復されるというところが象徴的。片方が闇の支配者の元にあり、そこから奪還するという設定も。
これを読んだ直後に偶...






