社会と人間関係の心理学 (心理学入門コース 5)

著者 : 松井豊 上瀬由美子

• 岩波書店 (2007年2月27日発売)

作品紹介・あらすじ

なぜ占いを信じるのか。偏見やステレオタイプはどのように形成されるのか。会社の不祥事や医療事故と人間の心理はどのような関連があるのか。現代社会が抱える問題を心理学の立場から科学的に解析し、その解決のためにいかなるアプローチがなされているのかを、身近な例を豊富に用いて解説する。

感想・レビュー・書評

[紫さんの感想 · 2012年4月10日]

　社会心理学の分野で取り上げられる事柄がわかりやすくまとめられている1冊。
入門書だから読みやすいです。

[dimbathさんの感想 · 2010年5月5日]

松井豊先生の授業、面白い。

[みわさんの感想 · 2008年11月24日]

心理学を特別勉強してきたわけではないですが、
それでもすんなり読める本だと思います。
内容が占いとか恋愛とか、被災経験者の心理とか、わりとわかりやすくてかつある程度身近なので興味を持ちやすいということと、
パラグラフ的な書き方なので、読むのにさほど時間がかからないということが原因だと思います。

特に恋愛に関してはおもしろいので見てみるといいと思う。

著者プロフィール

筑波大学名誉教授
東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士（文学）。専門：社会心理学。主要業績：『恋ごころの科学』（サイエンス社、1993年）、『朝倉実践心理学講座8　対人関係と恋愛・友情の心理学』（編著、朝倉書店、2010年）、『惨事ストレスとは何か――救援者の心を守るために』（河出書房新社、2019年）、『三訂版 心理学論文の書き方――卒業論文や修士論文を書くために』（河出書房新社、2022年）など。

「2023年 『恋の悩みの科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」