近代化日本の精神構造 (定本 見田宗介著作集 第3巻)

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著者 : 見田宗介
  • 岩波書店 (2012年1月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000284837

近代化日本の精神構造 (定本 見田宗介著作集 第3巻)の感想・レビュー・書評

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  • 明治維新後の近代日本について社会心理学的考察をおこなった、「明治維新の社会心理学」「文明開化の社会心理学」「明治体制の価値体系と信念体系」「「立身出世主義」の構造」の4編を収録しています。

    いずれの論考も、封建支配から解放された民衆のアモルフなエネルギーが、どのようにして近代日本の政治体制のうちにキャナライズされていったのか、という問題に焦点が当てられているように思います。近代日本社会に関する研究史についてあまりよく知らないのですが、これらの論考には、色川大吉や布川清司といった歴史学者による民衆史的研究に対して、フーコー的な権力論の視座から問題提起をおこなったという意義があったのかもしれません。

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