対米依存の起源――アメリカのソフト・パワー戦略 (岩波現代全書)

著者 : 松田武

• 岩波書店 (2015年2月19日発売)

作品紹介・あらすじ

なぜ日本はこれほど深くアメリカに依存してしまっているのか。なぜそこから抜け出すことができないのか。その秘密は、戦後日本における文化交流事業と政治の関係にあった。リベラルな知識人がアメリカのソフト・パワーの「落とし穴」にはまり込んでいく歴史を、「知」と「権力」と「カネ」から描き出す。

感想・レビュー・書評

[桜美林大学図書館さんの感想 · 2021年10月15日]

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/876679

[タカギさんの感想 · 2015年10月4日]

研究セミナーの話が長い。最終的にこの企画が象徴的になっているということでしょうか。
アメリカの善意だとばかり思っていたことが、結局、日本人の依頼心を育てていただけなんですね。
心当たりがないこともないです。

著者プロフィール

京都外国語大学教授、学長

「2014年 『冷戦と同盟 冷戦終焉の支店から』 で使われていた紹介文から引用しています。」