- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000296632
作品紹介・あらすじ
ついに将棋や囲碁で人間のチャンピオンがコンピュータに敗れる時代となってしまった。前世紀、簡単な山くずしのゲームからはじまった、必勝法にとりつかれた人々がはじめた研究は、百年のときを経てここまでたどりついたのだ。解明されたさまざまなタイプの必勝法の原理と、その数理科学・経済学・情報科学への影響を解説する。
感想・レビュー・書評
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(図書館員のつぶやき)
必勝法の数学なんてっ私には関係ないでしょて思っていましたが、ここを読んで→ついに将棋や囲碁で人間のチャンピオンがコンピュータに敗れる時代となってしまった。前世紀、簡単な山くずしのゲームからはじまった、必勝法にとりつかれた人々がはじめた研究!→面白そうでしょう、借りてみらんですか。 -
かなり頭を使う本。意味が分からないところもチラホラ。やったことない遊びはあまりピンと来なかった。
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請求記号 798/To 35
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徳田雄洋
【書誌情報】
本体1,200円+税
通し番号:263
刊行日:2017/07/05
ISBN:9784000296632
B6 並製 カバー 128ページ 在庫あり
ついに将棋や囲碁で人間のチャンピオンがコンピュータに敗れる時代となってしまった.前世紀,簡単な山くずしのゲームからはじまった,必勝法にとりつかれた人々がはじめた研究は,百年のときを経てここまでたどりついたのだ.解明されたさまざまなタイプの必勝法の原理と,その数理科学・経済学・情報科学への影響を解説する.
<https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b297916.html>
【目次】
はじめに――もはや人間はコンピュータに勝てない?
第1章 チェスの勝敗は,先手・後手を決めた時点で決まる
第2章 2山くずしで,山のサイズが同じなら後手必勝,違えば先手必勝
第3章 役割区別なしの交互型ゲームはあるサイズの1山くずしと等価
第4章 2人のチェスのチャンピオンと同時対戦して1人に負けない方法がある
第5章 2者択一予言の的中率を一定値に保証できる
第6章 相手も自分も合理的に行動するなら両者の選択は予測できるか
第7章 慎重な投資と大胆な投資はどちらがよいか
第8章 会社合併問題は合計人数最小の2社を合併すればよい
第9章 理想的なコンピュータも勝てない判定ゲームが存在する
おわりに――21世紀,そしてこれからの必勝法