世界をわからないものに育てること――文学・思想論集

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000611480

作品紹介・あらすじ

理に落ちてしまうまえに、そのとき生まれた一瞬の驚きに立ち止まり、世界をわからないものに育てる-そういう時間をつくりあげてゆくことが、いまを生きる私たちにとって大切なのではないだろうか。『巨匠とマルガリータ』から『永遠の0』『東京プリズン』まで-同時代と歴史に沈潜し、文学の"現在"を浮き彫りにする。

感想・レビュー・書評

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  •  ブンガクなんて言う概念は死につつあるのかもしれない。「世界」が分からないものであることと真摯に向き合うことが、あらゆることの始まりのはずだったのに、手先で「カンドー」を作り出す「愚劣」作品に対して「ノー」といい続けた加藤典洋さんが亡くなってしまった。かなしい。

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

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著者プロフィール

文芸評論家・早稲田大学名誉教授

「2021年 『9条の戦後史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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