- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000612012
作品紹介・あらすじ
富山市議会で、数の力をバックに自らの議員報酬を増額するお手盛り条例案が可決された。それに疑問を感じた地方局の記者たちが、さまざまな圧力と闘いながら膨大な資料を分析、政務活動費の不正を暴き、ついに議員たちをドミノ辞職へと追い込んでいく。全国に波及した白紙領収証問題の大スクープはいかにして生まれたのか。迫真のルポ。一連の報道で2017年度日本記者クラブ賞特別賞受賞!
感想・レビュー・書評
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悪を追い詰める描写だが、議員個人の責任よりも政務活動費を流用できるシステムに問題があるように見える。
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「はりぼて」の替わりに登録。
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2018年7月9日
取材の仕方、真相解明は至ってシンプル。不正の仕方もシンプル。 -
議員報酬の引き上げをきっかけに発覚した政務活動費の不正疑惑から、ドミノ式に14人の富山市議が辞職に追い込まれた一連の流れを、チューリップテレビ取材班メンバーが時系列に沿ったルポ形式で本にまとめたもの。
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「はりぼて」の文面補足。一晩読了。
あとがきの「良心」については、
「なぜ君は総理大臣になれないのか」のワンシーンを彷彿とさせる。向き不向き。 -
映画「はりぼて」の副読本として。
その後の砂沢記者・五百旗頭キャスターの異動や退職を知って読むと尚更味わい深い -
チューリップテレビすごい。
ほかのメディアも本当はこうありたいはず。
と、信じたい。
メディアの政治に対するチェック機能は大切だ。 -
資料ID:21802944
請求記号:318.442||C
学生の卒論作成に使用するため