エウリーピデース III ギリシア悲劇全集(7)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000916073

作品紹介・あらすじ

本全集は、三大悲劇詩人の現存する33作品の全訳である。あわせて、三大悲劇詩人およびその他の作家の失われた悲劇の断片のうち重要なものを収める。

感想・レビュー・書評

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  • エウリーピデース、ほんとうに女性と女性の感情が好きだな!この巻も割と女性が中心の劇が収録されている。イーピゲネイアが犠牲になる直前で鹿と取り替えられ、クリミア半島に連れ去られていたという「タウリケーのイーピゲネイア」は、観客がどきどきハラハラする様子が伝わってくるようで面白かった。すべて丸く収まって終わるので「悲劇」ではないように感じるけども。反対に、悲劇が立て続けに起こるだけという構成の「トロアデス」はちょっと退屈に感じたかもしれない。ギリシア悲劇全集、頑張って読んできたけどちょっと悲劇疲れかも?

  • イオーン
    トローアデス ―トロイアーの女たち―
    エーレクトラー
    タウリケーのイーピゲネイア

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