さいはての島へ―ゲド戦記 3

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001106862

感想・レビュー・書評

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  • 続いて3巻目。また船に乗っています。何かと寝ているシーンが多い気がする。IVもあるみたいだけどどうなるのかなぁ。

  • ゲド壮年期。初読が立ち読みだったので、内容を誤解していたことが後日判明しました。やはり本はちゃんと読まねば。

  • 魔法の館の長としてアースシーをおさめる大賢人ゲド。災いの源を断つため、若いアレン王子をともなって最果ての地におもむき、死の国の境界で死力を尽くして戦う。

  •  映画の原作になったらしいのですが…

     アレンとゲドの世代交代になる話だと思いました。
     アレンの成長も頼もしくあるのだけど、ゲドの老いがなんか悲しかったです。

  • 児童書版 オリジナル

  • 誰かの背中を見て、人は大きくなると言いますが、
    その背中が信じられない瞬間もあるのだ、認めてもいい、
    そういうことを、考える。

  • やっとアレンが登場。ハイタカの成長した姿に、一巻時の傲慢だった時に比べてしまいじんわりきます。言葉ひとつ何か残るものがあるのです。

  • テーマも語りも情景も本当にすばらしい。清水真砂子さんの訳もいい。「2」もそうだったんだけど、あとがきがまたいいんだ。8 Nov 2006

  • ゲドが大賢人になり、一人の影に苦しむ少年と共に立ち向かう物語。ゲドの成長も楽しみながら、ゲドがサブ的役割で、他に主人公がいる形がやはり新鮮。ゲドはやっぱり永遠のヒーローであってほしいけど、人はいつか老い、次を担う者が必ず現れる。それを物語っているような気がした。ファンタジーだけど、人間に当たり前にある期限に言及しているからこそ、ただのファンタジーで終わらないんだなぁと思う。

  • エンラッドの王子アレンと、生きることと死ぬことの意味の追求。

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著者プロフィール

1929年10月21日-2018年1月22日
ル=グウィン、ル=グインとも表記される。1929年、アメリカのカリフォルニア州バークレー生まれ。1958年頃から著作活動を始め、1962年短編「四月は巴里」で作家としてデビュー。1969年の長編『闇の左手』でヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。1974年『所有せざる人々』でもヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。通算で、ヒューゴー賞は5度、ネビュラ賞は6度受賞している。またローカス賞も19回受賞。ほか、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、ニューベリー・オナー・ブック賞、全米図書賞児童文学部門、Lewis Carroll Shelf Awardフェニックス賞・オナー賞、世界幻想文学大賞なども受賞。

代表作『ゲド戦記』シリーズは、スタジオジブリによって日本で映画化された。

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